2015年6月30日火曜日

480 coshZ+C画像の中にZ^2マンデルブロが在る!!!???

下図は前記事478で示したcoshZマンデルブロ画像である。


上図の5の個所( 少し見にくいが緑色の枠の部分 )を拡大した画像が下図である。


上図の中の3個所の部分を下図のように選ぶ。



上図の各部分の拡大画像が下図である。




上図の黄色の部分(収束部分)は明らかに、見慣れた Z^2+C マンデルブロ集合画像ではないか!!
明らかに、最初の coshZ+C マンデル集合画像とは異なっている。

どうして、cpshZ+C 画像の中に Z^2+C 画像が存在するのか?
『C複素平面の実軸上に、それがある』ことと何か関係があるのか?
理由が分かれば当然かも知れないが、しかし、なんとも奇妙なことだ。

記事475で、Z^3+C マンデルブロ画像を掲載した。その画像を拡大していくと随所にZ^3+Cのミニ・マンテルブロが存在していた。Z^2+C マンデルブロ画像においても随所にZ^2+Cのミニ・マンデルブロが存在していた。これは同じ複素関数だから、なんとなく
合点できる。

複素関数がf(Z)ならば、f(Z)+Cマンデルブロ画像には、f(Z)+Cのミニ・マンデルブロ画像が存在するのではないかと漠然と思っていたら、なんと、coshZ+C マンデルブロ画像の中に、Z^2+C のミニ・マンデルが在るとは一体どういうことなんだろう???そもそも、coshZ と Z^3 とは全く異なる複素関数ではないか。

2015年6月29日月曜日

479 coshZ マンデルブロ画像(その2)

前記事478で、cosh Z +C マンデルブロ画像の中の5箇所(1-1~1-5)を拡大した画像を示した。
今回は、その各拡大画像において、Z^2+C マンデルブロ画像にて行ったと同じ画像処理を
してみる。即ち、

(1)オリジナル画像で、色は C=No MOD 16としている。但し、収束部は黄色としている。
(2)No をLOG化する。色は C=INT(10^6*LOG(No) MOD 16 とする。
(3)Noが偶数の時→赤、奇数の時→黒)として、かつ No>Naの場合のみ表示する。

この3つの条件での画像を、比較しやすいように各画像で並列させて以下に示す。

・cosh Z+C画像




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・1-1画像




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・1-2画像




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・1-3画像




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・1-4画像




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・1-5画像




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上図から推定できることは、以下のとおり。

(1) Z^2+C 画像に比べて、cosh Z +C 画像はマンデルブロ集合部分(収束する部分)の周辺のNoの変化が相対的に激しいようだ。そのため、LOG(No)画像は、Z^2+C画像に比べてcosh Z+C画像のほうが変化に富んでいて面白い。

(2) しかし、マンデルブロ集合部分から離れた部分においては、上記(3)の画像から分かるように、
cosh Z+C画像は、Z^2+C画像に比べて変化に乏しい。Z^2+C画像の『縞蛇』模様はcosh Z+C画像では『串団子』風に変わっているが、『縞蛇』のように自身に巻きついていく模様は『串団子』には見られないようだ。『串団子』模様もマンデルブロ集合部分に近づくにつれて複雑に分岐していくが、『縞蛇』模様に比べると全体的に模様が単調に見える。

これは、No の変化が、マンデルブロ集合から離れたところでは、cosh Z+C は、Z^2+Cより単調と言えるのかも知れない。


2015年6月28日日曜日

478 cosh Z マンデルブロ集合画像(その1)

いわゆるマンデルブロ画像の複素関数は Z^2+C であるが、ここでは複素関数として
cosh Z+C の画像を表示する。(Z^3マンデルブロ画像は記事475に掲載した)。

この場合、巡回ループ(N-loop)を抜け出す(発散する)条件として、Q=SQR(X^2+Y^2)>50 としており、Nmaxは1000とする。

Nmax=1000になっても、Q<=50の場合は収束するものとして黄色で示した。
この黄色の部分が『coshZ マンデルブロ集合』部分となる。

以下の図が、cosh Z +C マンデルブロ画像である。


色は No MOD 16 であり、色によって発散時のNoが区別できる。同一色でのNoの値は、
No+16n(n:整数)となっている。同じ色の部分は、(16進法で)同じN-loop巡回値で脱出していることを意味しており、その意味で同じグループと言える。

cosh Z +Cマンデルブロ画像はZ^2+C画像と違って、複素平面)の虚軸で周期的になっている。

上図を下図の5箇所の部分で拡大してみる。



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これらの画像(1-1~1-5)では、Nmax=5000とした。Z^2マンデルブロ画像とは、だいぶ印象が違うが、しかしマンデルブロ集合本体周辺の『こぶ』の姿は Z^2マンデルブロ画像とよく似ている。

このcosh Z +C 画像は、C.A.ピックオーバー著の『コンピューター・カオス・フラクタル』でも比較的詳しく掲載されている。このブログでは私は私流に此の画像を楽しみたい。

2015年6月27日土曜日

477 前記事476記載の1-11-2画像の中の拡大画像

前記事476記載の1-11-2画像は特に面白い画像であった。
下図は、その画像である。




ここで、下図のように1-11-2画像の中の4個所の部分を選ぶ。



下図はそれらの各拡大画像である(1-11-2-1~1-11-2-4)。
ここで、各画像において、オリジナル画像(C=No MOD 16)とLOG(No)画像と赤黒縞模様画像を
並べて表示する。赤黒縞模様画像を以後便宜上『縞蛇画像』と名付ける。

縞蛇画像は、Noが偶数の時は赤、奇数の時は黒としている。また、NaをNmax以下のNo
として、NoがNa以上の場合は表示していない。そうすることによって、縞蛇の画像の
構成が分かりやすくなる。

1-11-2-1 画像




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1-11-2-2 画像




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1-11-2-3 画像




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以上の画像から分かることは、これらの画像には特異点らしきものが存在するということ。その特異点とは、特に縞蛇画像で見られるように、縞蛇が画像の或る一点へと収束していて、その収束の仕方は少なくとも2種類存在する。

その一つは一匹の縞蛇の『尾』が『ら線』状に、ある一点へと巻き付いて接近していく、ということ。

もう一つの収束の仕方は複数の縞蛇の各々『尾』が『環』状になって、ある一点へと接近していくということ(画像から見るとアメーバー状に見え、それらが縮んでいくように見える(特にLOG(No)画像において)。

渦巻状とアメーバー状の画像は、画像の随所に見られる。またLOG(No)画像のアメーバー状模様は、あたかも水滴が落下して散乱した模様にも似ている。あるいは、窓硝子へ当たった雨水の滴(しずく)にも似ている。

これらの画像をザックリと見ると、細かい構造は違うが共通した画像構造が存在するように見えて面白い。

この構造は画像の大きさには関係ないらしい。


2015年6月26日金曜日

476 記事474の1-11-1 画像のLOG(No)化画像

記事474に、1-11-1の中の5個所の部分の拡大画像を記載した。
先ず其の画像の位置を再確認にする。




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下図は1-11-1の中の5個所の部分の拡大画像である。但し、下図においてはZ^2マンデルブロ集合部分は黄色で示した。






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上図は、Z→Z^2+C 循環において、N-loopを脱出したときの複素平面でのNoを色で示した図だが (C=No MOD 16: N-loopを貫通した場合はC=6黄色 )、複素平面でのNoの変化を平坦化させるため、No→log(No)化する。

こうすることによって、Noの変化はグループ化、単純化され複素平面のNoの変化が分かり易くなる。下図はlog(No)化した画像である。
(注:10^6の係数は、BASIC/98の色配順を移すためのものであり本質的な問題ではない。)







上図から分かることは、以下のとおり。

1.Z^2マンデルブロ集合部分から接近するにつれて、LOG(No)は大きくなっていく。
 (注:Na=LOG(No)とすると、No=e^Na)。またBASIC/98の色配列から分かるように、接近は1ずつ増加しており、そういう意味では連続変化している。

2.但し、複素平面で見た時、LOG(No)の2次元平面上での変化は非常に複雑で、その変化模様は渦巻状であったり枝状であったり特異な模様となっている。LOG(No)化という『単純化』しても、このように複雑な模様となっているのだから、
No自体の複雑さは更に複雑である。

上記のことは、1-11-1~1-11-5図のいずれについても共通である。
特に、Noの複素平面での2次元模様の基本的構成は共通性があるものの、その具体的模様は全て異なっていて、マンデルブロ画像の特異な複雑さが分かる。

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下図は、1-11-1~1-11-5画像のオリジナル画像を別の観点から見た図である。

画像を単純化するために、Noが奇数→赤、偶数→黒として、No>Naの場合のみ表示させた画像である。ここで、Naは、Nmax>Naの適当な値として各画像で変えている。

また、N-loop貫通の場合、即ち、No=Nmaxの場合は黄色としている。この黄色の部分は、非拡散部分即ちマンデルブロ集合部分としてみてよい。